認定制度?何か手続きが必要?
来年、平成27年4月から始まる「子ども・子育て支援新制度」。
徐々に、「保育園や幼稚園を利用するにあたって何か制度が変わるらしい」という話を耳にするようになってきたようです。
でも、「自分にどう関係あるの?」「何をすれはいいの?」・・・と、よくわからないことも。
そんな疑問にお答えします。
まずは・・・
>> お子様の認定区分はご存じですか?子育て支給認定検索はこちら!
>> 認定制度の支給認定区分ってなに?その解説はこちら!
疑問1 今、通園しているけど、何か手続きが必要なの?
◆現在、認可保育所や保育ママなど、日常的にどこかに預けている
→通園先から書類が配布されるので、必要事項を記入して提出しましょう。
保育園などに通っている場合は、これまでも毎年、保育の必要性を証明する書類を提していたと思いますが、
それと同じように書類を提出します。例年と同じ時期に、書類を1枚多く書くことになるようです。
◆認可外保育所(東京都の認証保育所や横浜市の横浜保育室)に預けている
→預けている施設が新制度に移行するかどうかを施設に確認しましょう。(疑問2もお読みください)
疑問2 新制度の仕組みを利用する施設と利用しない施設の違いは?
大きな違いは、保育料です。
所得に応じた保育料となるため、幼稚園や認可外保育園などは保育料の算定方法がかわります。通っている施設や収入によっては、保育料が大きく変更になります。
★新制度に移行しない幼稚園や認可外保育園など→これまで通り一律の料金の支払い
★新制度に移行→収入に応じた保育料を支払う(現在の認可保育所と同じ)
幼稚園、保育ママ(家庭的保育)や小規模保育所の保育料も、全員一律の保育料から収入に応じた保育料に変更されます。世帯収入によって支払う額が増えたり、少なくなったりします。市町村から通知されると思われますので、見逃さないように注意しましょう。
注意!
市町村から案内される保育料は、最終的に園から案内されるものと異なることがあります。
行われている教育によっては、園の判断で上乗せ徴収できるようになっています。
(「英語とか質の高い教育してるから」等)
疑問3 新制度に移行する施設はどこでわかるの?
◆保育園などについては、まず平成27年度の保育園入園案内を確認しましょう
新制度に移行することが決まっている認可外保育園(東京都の認証保育所や横浜市の横浜保育室)は記載されています。
家庭的保育(保育ママ)や小規模保育所は新制度に移行します。
しかし、まだ、移行について最終決定していない認可外保育園(東京都の認証保育所や横浜市の横浜保育室)も多いようです。
預け先として検討している施設には直接問い合わせましょう。
◆幼稚園については、私立幼稚園は移行しない施設が多い
平成27年度の新制度の始まりから新制度に移行する私立幼稚園は少ないようです。文部科学省による調査(平成26年7月)によると、最も多い茨城県で71%、東京都で13%、神奈川県で18%、千葉県8%、埼玉県10%です。
平成28年度以降に新制度に移行することを検討している園も多くありますので、気になる方は施設に確認してみましょう。
まだまだ、新制度については決まっていないこともあります。
疑問がありましたら、ぜひ、コメントをお寄せください。